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おたっきー調査隊 テーマ:報徳学園出身仲良し先輩・後輩コンビを調査せよ!(VOL.26)

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4年生WTB石川貴大選手と、2年生PRの大賀宗志選手。チームでも有数の仲良しコンビはともに報徳学園出身で、今季はそれぞれのポジションでレギュラーの座を狙っています。そんな二人に話を聞きました。
 
 

「面白いキャラクターは健在です」(大賀)

――お二人はともに報徳学園の出身です。報徳で出会ったときのお互いの第一印象から教えてください。
石川 大賀は僕が3年生のときに入ってきたんですけど、高校1年生にしては身体が大きかったんですよね。それに加えて、ガッツのある、ハードなプレーをする選手だなという印象でした。
大賀 高校は中学のときと比べて学年の差が大きいと感じていて、その中でも石川さんはセブンズアカデミーや高校ジャパンに選ばれていて、3年生の中でもすごい先輩だなと思っていました。
石川 あとはキャラクターもよかったんですよね。学年の中心に立って、面白いことを言ったり、ふざけたりして、みんなを笑顔にさせるような感じでした。

――初めてしゃべったときのことは覚えていますか。
大賀 そこまで詳しく何を話したかまでは……ただ、すごい先輩だということで、少し緊張していたのは覚えています。
石川 それからは僕がたまにいじったりして、しゃべるようになりましたね。
大賀 僕がそういういじられキャラなので(笑)。

――高校時代で印象に残っているエピソードは?
大賀 石川さんが3年生のときの花園で、僕もリザーブとして選んでもらったんですけど、そのときの言葉が印象に残っています。僕は1回戦しか出られなかったんですけど、そのときに「緊張しなくていい」と、リラックスさせてもらえるような声をかけてもらったのは今でも覚えています。
 あとは日頃からなんですけど、石川さんも学年では面白いキャラクターで、いじられたり、盛り上げたりしてくれていたのは覚えています。
石川 (笑)。

――大学に入ってからは、印象は変わりましたか。
石川 それほど大きくは変わってないですけど、大学生になってさすがに大人になったかなとは思います。リーダーシップを発揮しないといけない場面で、周りに声をかけているところを何度も見ているので、成長したんだなと感じましたね。
大賀 石川さんは1年生の頃から試合に出ていて、すごいなと思っていました。僕も明治に入学して、一緒にプレーするようになってからも、やっぱりすごい。その印象は今も変わらず強いですね。あとはリーダーシップというか、真面目にやるべきところはしっかりやっている姿は、見習いたい点ですね。そういう中でも、面白いキャラクターはちゃんと健在です(笑)。

「セットプレーで力を発揮してくれるのは頼もしい」(石川)

――今季はお二人ともレギュラーに近い立場にいます。どんな形でチームに貢献しようと考えていますか。
石川 やっぱりラインブレイクとか、トライを取ってチームに貢献したいですね。
大賀 BKも強いチームですけど、明治といえばやはりFWなので、自分たちもしっかりと前に出てBKにいいボールを供給したいです。そのうえで、チームとして勝てればいいなと思います。

――お互いのプレーヤーとしてすごいところは?
石川 スクラムが強いという話をよく聞くので、同じチームの一員として、セットプレーで力を発揮してくれるのは頼もしいですね。
大賀 練習中からもそうなんですが、石川さんにボールが渡ると、必ずといっていいほどトライを取ってくれます。
非常に心強いですね。

――田中監督をはじめ、母校の報徳学園は明治に来る選手が多い高校です。報徳出身者として明治のユニフォームを着るからには、頑張らないといけないという気持ちはありますか。
石川 そうですね。それは感じるところはあります。
大賀 報徳から明治に行った選手は皆さん活躍されています。そういう選手の方々がいるからこそ、自分たちも明治に入ることができました。それを今度は、自分たちが後輩たちにも引き継いでいかないといけないと思っています。

――では最後に、今季の意気込みをお願いします。
石川 昨季は(大学選手権)準優勝で悔しい思いをしているので、今年は優勝できるように貢献したいですね。
大賀 自分は昨季の決勝でリザーブに入ったのですが、試合に出られなかった悔しさがあります。それに石川さんも最後の年なので(笑)、絶対に優勝したいです。