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ALL FOR Meiji 春シーズン活躍したルーキーをClose up! SO忽那鐘太選手 (VOL.11)

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春シーズン活躍したルーキーをClose up!
SO 忽那鐘太選手


小さい頃から憧れの明早戦に出る!

1年生ながら、春の東海、帝京など強豪とのゲームに先発出場を果たした、SOの忽那鐘太選手。
強い気持ちで堂々たるプレーを見せたルーキーに話を聞きました。

先輩、後輩関係なく臆せずプレーすることを心がけた

――公式戦出場の機会が思いのほか早く巡ってきました。
入学する前からゲームに出ることをイメージしていました。憧れだった紫紺のジャージを着て、春から出られたことが本当にうれしかったですね。

――5月17 日の東海戦でデビューしました。
緊張はありましたか。緊張はしましたけど、明治の代表として選ばれたので、先輩、後輩関係なく、臆せずプレーすることを心がけましたね。SOというポジションなので、周りに指示を出してやっていこうと思っていました。

――実際にやってみて感じたことは?
リーダー陣の方が「自信をもってやれよ」と声をかけてくださったので、とてもやりやすかったですし、声出しも、遠慮することなくできました。

――王者・帝京とも戦いました。
高校時代からテレビで見ていて、ブレイクダウンが本当に強いと思っていましたし、体も大きいので、いつも通りのプレーはさせてもらえないだろうと覚悟して臨みました。実際にプレッシャーを感じましたし、相手SOの松田力也選手のゲームコントロールがすごかった。自分でも仕掛けられるし、周りを生かして、チャンスのときは攻めきる。見習いたいです。

――帝京を倒して大学日本一になるというイメージは?
(帝京が)後半にテンポを上げてきてからは本当にすごかったので、そこで勝ちきるにはフィットネスの強化が必要ですね。そうすれば、対等に戦えるだろうし、帝京の連覇を止められると思います。

精度の高いキックと強気のプレーが持ち味

――寮生活には慣れましたか。
知っている先輩がいなかったんですけど、皆さん優しくて、コミュニケーションも取りやすいですね。だんだん慣れてきました。

――幼少期から明治に憧れがあった、と。
小さい頃から対抗戦をテレビで見ていて、カッコいいなと思っていました。特に明早戦に憧れがあって、明治から声をかけてもらったので、ぜひという思いでしたね。

――明治はイメージ通りのチーム?
試合に対する意欲やFWの圧力など、イメージ通りです。
スクラムを見ていても、負ける気がしないですね。

――練習中に意識していることは?
SOという指示を出すポジションなので、1年生ですけど、絶対に引かないこと。どのチームにいたとしても、自分から積極的に声を出して指示していくと決めています。小村コーチからも、キックの精度とデシジョンやオーガナイズの声を出せるという理由でAチームに上げたと聞いているので、そこはもっと生かしていきたいですね。

――逆に課題はどこでしょう?
パスのモーションが大きいことと、パススピードの遅さですね。
そこは(田村)熙さんを手本にして、自主練習で改善しています。

――最後に、秋に向けての抱負と、ファンの方へのメッセージをお願いします。
キックと、強気のプレーが自分の持ち味です。引くことなく、自分から仕掛けていきたいと思っているので、注目してください。
春は経験という意味で試合に出してもらった部分も大きかったです。秋からは学年関係なく、自分の実力でレギュラーを取りたいと考えているので、声出しや体を張るプレーでアピールしていきたいですね。そして、小さい頃から憧れてきた明早戦に出たいと思います。