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明早戦、今年こそ勝つ!決戦への誓い 中村主将(VOL.12)

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中村主将
宿命の相手を圧倒して勝つ!

明早戦、そして大学選手権を見すえて、10 月にハードなトレーニングを積みました。朝や夕方の時間を有効に使って、3 部練習に取り組んだ日もあります。昨年のシーズン終盤の失速は、10 月に厳しい練習ができていなかったことも原因にあると思うので、練習の量や質の向上は、明早戦以降のゲームにつながっていくはずです。
今年は、いい形でのトライが増えました。「継続」「我慢」「FWとBK のリンク」を意識しながら取り組んできた成果だと思います。また、阮FW コーチのもと、今季はブレイクダウンにフォーカスしてきました。シーズンが進むにつれて、阮さんに何かを言われる前に選手がやるべきことを理解し、実践できるようにもなっています。FW としていい方向に進んでいるので、今後も武器にしていきたいですね。
アタックが向上したことで、結果的にディフェンスも整備されてきました。シーズン当初から「タックル成功率80%」を目標にしていましたが、アタックと比べて、そこまでフォーカスしてきたわけではありません。しかし、攻守でよい相乗効果が生まれ、失点を抑えられていると思います。
昨シーズンの明早戦は、セットピースとブレイクダウンで上回ることができずに敗れました。だからこそ、今年は明治のスタイルを貫いて、セットピースとブレイクダウンで圧力をかけていきたい。今季の早稲田はあまり調子がよくないですが、伝統でもある、まとまりや嫌らしさは感じます。明早戦ではまったく別のチームになると想定して、ゲームに臨むつもりです。明治に入学してからの明早戦は、ここまで1 勝2 敗。勝敗をイーブンにして卒業したいので、宿命の相手ですが、圧倒して勝てるように頑張ります。
また、下のチームにいる同期の4 年生が、腐らずにしっかりと動いてくれているので、そこにも応えたいですね。
その気持ちが下級生にも伝わって、チームはまとまっています。
同期には本当に感謝していますし、明治で過ごせる時間も残りわずかなので、1 試合1 試合を大事に戦っていきます。