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おたっきー調査隊 テーマ:注目の実力派ルーキーを調査せよ!(VOL.28)

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今年も有望な1年生が多数入部しました。
その中で入学早々に早速チャンスをつかみ、Aチームでプレーしている選手たちがいます。
今回は3人のルーキーを紹介します。

LO 木戸大士郎(きどたいしろう)
地味な仕事をコツコツやっていく




 FWが強く、伝統のあるチームに行きたいと思い、明治を選びました。また父親の影響でラグビーを始めたのですが、父親の周りに明治出身者が多く、「明治はいいぞ」と勧められたことも影響しています。
 正直、こんなに早くAチームの試合に出られるとはまったく考えてもいませんでした。下積みの期間があって、上級生になってからようやくメンバーに入れるかなと思っていたくらいなので。だから、最初にメンバー入りを聞いたときは驚きましたし、それと同時にやってやろうという気持ちが沸き上がってきました。僕にとっては大きなチャンスなので、試合中はこの機会をどう生かそうかと考えながらプレーしました。
 自分の強みは運動量。地味な仕事をコツコツとやっていくのが自分の役目だと思っています。 味方から信頼される選手になりたいので、練習のときからできるだけ声を出し、身体を張ることを常に大切にしています。あとは、先輩のプレーを見て盗むことを意識していますし、わからないことがあれば、先輩にすぐに聞くように心がけています。
 4年間での目標は大学選手権での優勝。レギュラーになれるように頑張るので、応援よろしくお願いします。

FL 福田大晟(ふくだたいせい)
シーズンを通して紫紺の7番を着続ける




 小さい頃から明治の試合を見ていて、「前へ」というプレースタイルに魅力を感じていました。そして高校2年生のときに、田中前監督から声を掛けていただき、入部を決めました。
 紫紺のジャージーを着ることが入学前からの目標だったので、(春季大会初戦の)日大戦の前に名前が発表されたときは本当に嬉しかったです。それに加えて学年に関係なく、試合に出る以上は責任を持って頑張りたいと思いました。
 自分の強みは、フィットネスやハードワーク。高校のときから朝早く学校に行って、仲間と一緒にランニングなどの自主練習をしていたことが、いまになって結びついたのかもしれません。また、タックルとジャッカルも得意です。他の選手と比べて背は高くありませんが、だからこそ低さを生かして泥臭くプレーすることを心掛けています。
 逆に、足りないのはボールキャリー。明治の全体練習は短いので、そのあとに先輩や同期と一緒に身体を当てる練習に取り組んでいます。
 いまは試合に出られていますが、それに慢心せず、シーズンを通して紫紺の7番を着続けて、ファンの皆さんからも信頼されるような選手を目指して頑張ります。

FB 金昂平(きむあんぴょん)
4年間で4回大学王者になる




 留学生の存在に頼らず、チームとしても強くまとまっているところに惹かれて、明治を進学先に選びました。
 実際に入部してみると想像以上。全体練習以外にもウエイトトレーニングや個人練習など、自主的にラグビーに触れる時間が長い。元々明治はエリート集団というイメージが強かったのですが、その理由がよくわかりました。
 入学前の目標が、紫紺を着てトライを取ることでした。ですから、まさか1試合目で達成できるとは思いませんでした(※春季大会初戦の日大戦の後半に決勝トライ)。その試合も含めて大学レベルのゲームを経験して感じたのは、自分の持ち味でもあるアタックでの1対1の間合いや駆け引きは通用するということ。逆にその間合いや駆け引きで勝負できても、最終的にはフィジカルでつぶされてしまうことも少なくなかったので、そこは課題としてこれから克服していきたいです。
 自分が理想とする選手像は、自分以外の選手の能力やプレーを100%以上引き出すこと。自分のプレーで周りを生かしたり、逆に自分も生かされたりするのが好きなので、ゲームにはFBとして出たいですね。そして4年間で4回、大学日本一を達成できるように頑張っていきたいと思います。