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ALL FOR Meiji チームを支えるスタッフにClose up! マネージャー奮闘記後編(VOL.2)

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チームを支えるスタッフにClose up!
マネージャー奮闘記後編


人間的にたくましく成長できる場所それが明大ラグビー部
チームを陰からサポートする裏方にスポットを当てる当企画。創刊号に引き続き、女子マネージャーの4年生の高杉瑠莉さんと3年生の齋藤帆甫さんに話を聞いた。

――前号でのインタビューで、マネージャーとしての仕事が多岐にわたることがよくわかりました。そうすると、普通の大学生と比べて、自由に遊ぶ時間は少なくなってしまいますね。
高杉 気にならないですね。今は貴重な体験をさせてもらっています。
齋藤 もともとシフト制ですし、うまくやりくりできていますね。

――両立できているわけですね。
齋藤 私は学生生活がすごく楽しい。部活とメリハリがついて、授業の時間が新鮮です。しっかり勉強できます!
高杉 そうそう。新鮮な感じだよね。
齋藤 誰だって学校に行くの面倒くさいと思うときもありますよね。でも私は、ああ学校行きたい! って思う。
高杉 あと女子の友達にすごく会いたい! って気持ちになる(笑)。だから私、女子マネが増えて本当にうれしかった(笑)。齋藤さんが入るまでは1個上の先輩がいなくて。2個上の先輩が卒業したら自分だけになっちゃうんじゃないかと心配だったので、齋藤さんが入ってくれたときは、「やった!」と思いました。

――女子に会いたいというのはマネージャーならではですね。先ほど齋藤さんは「勉強することが新鮮だ」とおっしゃいましたが、マネージャーをやっていてよかったと思うことは?
高杉 まず、さまざまな年代の方に会えるのは魅力ですね。OB先輩をはじめ、自分の知らない業界の方々からいろいろな話を聞けます。自分にとってプラスになるし、すごくありがたいです。社会勉強になります。
自分自身でいえば、この部で人間的に成長させてもらいました。たくましくなったというか、根性がついた、みたいな(笑)。それと、北島先生にお会いしたことはないので本当の意味で学べたとは言えないかもしれませんが、「前へ」という言葉に出会えたのも大きいです。これからも「前へ」という気持ちを持ちつづけていきたいですね。
斎藤 社会勉強できていると思います。仕事面に関しても、頼まれたことにプラスαで返そうと意識するようになりました。下級生時代は、与えられた仕事をとにかくやるだけだったんですが、今はその仕事の意味を考えたうえで取り組むようになってきたと感じます。

――相手の意図を考えて言われたことに対して取り組んでいくと。ところで、マネージャーをやっていてうれしいと思うときはどんなときですか?
高杉 チームが試合で勝利する。これが一番です。日本一になってもらいたくて、この仕事をやっています。あと「ありがとう」「助かっているよ」と言われるのもうれしいですね。
ファンの方からも「応援してるよ」「頑張って」と言葉をかけていただいくことがありますが、力になります。

――秋シーズンが始まります。最後に今季への思いをお聞かせください。
高杉 優勝したいです。そこに向かって毎日後悔のないようにやっていきたい。あとは後輩の育成をしっかりと。
斎藤 優勝はもちろんしたいです。そこは選手と監督はじめ、すばらしいスタッフ、コーチを信頼しています。私としては、明大ラグビー部が他大学のファンから見ても、試合内容だけでなく挨拶や態度、運営などすべての面でかっこいいと思われるように、少しでも力になれればと考えています。
 
夏合宿もマネージャーは大忙し
夏合宿期間中も、マネージャーの仕事はたくさんある。「朝練習にあわせて、早い時間から水を用意してくれたりと、本当に大変だと思います。チームを支えているスタッフの人たちのためにも、今年は頑張りたいですね」(猿楽)