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東京オリンピック 男子セブンズ日本代表に選出! 石田吉平選手より決意のメッセージ(VOL.28)

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東京オリンピック・ラグビー男子セブンズ日本代表に内定した石田吉平選手。
明治が誇る万能型WTBに五輪にかける意気込みや、今季の明治に対する思いなどを聞きました。


 大学のシーズンが終わったあと、すぐにセブンズの代表合宿に合流しました。そのため長期的な休みはありませんでしたが、合宿と合宿の合間には実家に戻れているので、ある程度はリフレッシュできています。こういう状況なので外出はできませんが、いまの自分にとってはラグビーが最優先なので仕方ありません。いい形でラグビーに取り組めています。
 個人のプレーでいえば、ディフェンスがかなり改善されました。タックルをしたあとの起き上がりや、その後のプレーがいい方向に変わってきたと思いますし、積極的にプレーすることで自分がチームに貢献できているという感覚もあります。
 また今回オリンピック代表に選ばれたのは、大会自体が1年延期されたことも、自分のなかでは大きかったです。おそらく、昨年の自分の実力ではメンバー入りできなかったと思うので。特に1年生のときはスランプに陥り、かなり落ち込んでいました。それが1年延びたことで、もう一度、自分の身体を見直して改善する時間も取れましたし、昨季は明治で15人制のラグビーを経験してたくさんのことを得られました。自分にとって、延期はプラスに働いたのかなととらえています。
 目標は前回のリオデジャネイロ大会の成績(4位)を上回って、メダルを獲ること。セブンズはプレーが止まる瞬間が少なく、スピーディーで誰が見ても面白いと感じられる競技です。少しでも多くの人に見てもらいたいですし、明治の選手らしく「前へ」で頑張りますので、応援をよろしくお願いします。

日本一に向かって一つひとつ丁寧に勝っていく

 今季の明治に関していえば、監督が神鳥さんに変わりました。一度だけお会いしたことがあるのですが、僕にとっては高校(※大工大→常翔学園)の先輩でもあるので、たくさんコミュニケーションを取っていけたらいいなと思っています。
 また、スローガン(MEIJI PRIDE)の通り、明治のプライドを取り戻すために一生懸命プレーしていきたいです。今季も当然、日本一を目指していますし、その日本一という目標に向かって一つひとつ丁寧に勝っていくつもりです。そのなかで、自分もプレーで引っ張っていきます。