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いざ、国立決戦!! 早稲田を倒せ!!(VOL.3)

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特集 いざ、国立決戦!!

今年で100回目を迎える伝統の一戦。残念ながら王者・帝京に敗れてしまったが、長年の好敵手・早稲田に負けるわけにはいかない!今回は、明早戦号として、これまでの戦いを振り返りながら、決戦に臨む選手、監督の声をお届けしたい。

早稲田に敬意を払いつつ、真っ向勝負で挑む!
吉田義人監督


明早戦とは、両校が春から磨き上げてきたスタイルや、これまでに培ってきた自分たちの力を正々堂々とぶつけ合う一戦です。
学生スポーツにおいて勝敗をわけるのはメンタル。さらに主将以下4年生の団結力も問われます。4年生が結束し、下級生を牽引する。その姿勢が、部全体に好影響を及ぼします。
監督就任4年目を迎え、就任年に入部した選手が、最上級生となりました。私は当初から「4年後はこうなる」という明確なイメージを描きながら、毎年着実にラグビーで勝つ上で不可欠な土台づくりに励んできました。そういう流れの中で4年生との間に、4年の歳月をかけて積み上げてきた確固たる信頼関係が存在しています。竹内主将以下、今年の4年生はアタック力の高い選手が揃っているため、私は彼らの特長を最大限に活かせる『攻撃的なラグビースタイル』で挑むことにしました。その方向性に対して微塵の迷いもありません。ここまでのチームづくりは順調です。
早稲田は伝統を受け継ぎながら進化を遂げたチームで、3年前といえど、大学選手権のファイナリスト。その経験があることも強みです。そういう相手に対し、敬意を払いつつ、魂のこもった真っ向勝負を挑んで勝ちにいきます!

決戦直前!!指揮官と主将に聞く
FL 竹内健人主将
FW・BKが一体となって前へ出る!!


4年生は対抗戦で一度も早稲田に勝った経験がありません。戦う以上、勝つ前提で試合に挑みますが、早稲田に対して特別な意識や気負いはありません。これまで同様、FW・BKが一体となって前に出る、自分らのラグビーを表現すれば絶対に勝てます。そのために、今年は夏場もみっちりと走り込みました。周囲から明治のFWは走れないと思われるのは嫌だし、そもそも近代ラグビーではFWも走れないと厳しいですから。
トップリーグとの出稽古も重ねてきました。(社会人の)スピード溢れる攻撃やフィジカルの強さを経験できているのもプラスになっています。ですから、フィジカルやフィットネスの面では他大学に劣っているとは思いません。
課題をあげるとすれば、局面におけるタックルの精度をはじめ、ディフェンスですね。しっかりトライをとられてしまっていることが多いので、そこは修正していきます。チームとして、まだ仕上げの段階に入っていないですし、さらに強くなると信じています。
明早戦は、両校の諸先輩方が歴史を紡いできたビッグマッチであり、何より満員の国立競技場でプレーできるわけですから、その雰囲気を楽しみたいです。