俺たちのプレーに注目
明治自慢の３列が、早稲田を打ち倒す！
ラグビーの勝負において、FW戦をいかに制することができるかが一つのポイントだ。何といっても明治の代名詞と言えば〝FW〟。６番、７番、８番の第３列の３人がピッチ上を駆けまわり、早稲田を粉砕する！


No.8 松橋周平
明治の№8に見合うプレーを見せるのは当たり前
今、任されている№8は明治のFWの中心となるポジションですが、特にプレッシャーは感じていません。僕はアタックが得意で前に出られるタイプ。その自分の特徴をどれだけ試合の中で出せるかを常に意識しています。明治の№8として試合に出ている以上、それに見合うだけのプレーを見せるのは当たり前。必ず体現しないといけません。ボールを持ったら前に出て、どんどんゲインを切っていく。そうやって、チームに勢いを与える選手でありたいと思っています。
ディフェンスに関しては、まずしっかり止めて、相手に抜かれないことが大事ですし、さらにそこからのプレーを意識しています。ブレイクダウン、ジャッカルなど、次の展開につながるプレーが大切。こういう仕事をもっと試合中で増やしていきたいです。
同じ第3列を組むFLの（上田）宥人は器用で、気の利いたプレーができる選手。同期でもあり、練習中から頻繁にコミュニケーションを取っていて、僕自身、アドバイスをもらうこともあります。
FLの桶谷は、すべてのプレーを高いレベルでこなせるので、組んでいてすごくやりやすいですね。信頼していますし、1学年下の後輩ですが、同じピッチに立っていると安心感を覚えます。
今季の早稲田は、伝統的な展開の速さを例年通りに持っているチーム。明早戦は対抗戦の最終戦ということもあり、プレーの精度も確実に上がっているはず。明治が勝つには自分たちの強みをどれだけ出せるかだと思います。勝負のポイントは、やはりFW戦。前に出られれば出られるほど、ゲームを有利に運べるはずです。
明早戦は小さい頃からテレビで見ていた憧れの舞台。昨年、初出場したときには「絶対にやらなきゃ」と、気持ちが自然と奮い立ちました。昨年は負けていますし、試合に出られない選手の思いも背負って臨む試合ですから、とにかく今年は勝ちにこだわって、チームのためにすべてを出し尽くします!