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おたっきー調査隊 テーマ:注目の1年生を調査せよ!(VOL.22)

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今季もたくさんのルーキーが入部を果たした明大ラグビー部。どんな成長、活躍を見せてくれるのか、 今から楽しみです。なかでも花園や世界の舞台で存在感を示した期待のルーキー4人に話を聞きました。

 

SO 齊藤誉哉 さいとうたかや

キックで負けない!紫紺を着る!


 明治を選んだ理由は、大学日本一を目指せるチームだから。よく早明戦も観に行っていて、国立を満員にするチームでプレーがしたいと思いました。明治はもっと先輩が厳しくてガチガチな上下関係を想像していましたが、実際は先輩も仲良く話してくれて良い環境だなと感じています。
 花園では、思ったようにできた部分と力が全く及ばなかった部分のどちらも体験できました。常翔学園相手に何もできずに終わってしまい、強豪校の圧倒的な強さを体験できましたね。(常翔出身の)石田くんとは明治に来てからあの試合のことを話したりもしました。
 今の課題は、コミュニケーションスキル。自分はトーキングがあまりできないので、そこを意識的に変えようとしています。「もっと話せ」と先輩からも言われますし、相手に気を遣ってしまうところがあるので改善していきたいです。明治に来たからには1年から紫紺を着て出たいという気持ちは強い。持ち味はキックなので、そこだけは負けたくないですね。去年先輩が日本一という景色をファンの皆さんに見せてくださったので、これから僕がまた皆さんと日本一の景色を一緒に見られるように頑張りたいです。
 

SH/WTB 石田吉平 いしだきっぺい

明治に勢いを与えるプレーヤーに!


 明治といえば強いイメージしかありませんでした。練習に参加してみると、自分の思っていた通り強いFWと自由なBKのバランスが取れていてすごいなと感じています。入学早々、東日本セブンズで、ずっと憧れていた紫紺のジャージーを着ることができたのは嬉しかったですね。同時に責任も感じました。結果的には優勝しましたが、僕自身は良いところよりも悪いところが目立った大会でした。身体が大きい選手に対してのディフェンスをどう克服していくか、課題が浮き彫りになりましたね。ただ、アタックの部分でのランや状況判断は通用したかなと思います。
 ポジションは探り探りなのですが、まずはWTBでやっていきたいと思います。あまり経験はありませんが、大学だけでなく世界で通用するプレーヤーになりたいのでプラスになると思います。自分の強みは相手に触れられないステップ。たとえフィジカルで劣っても、そこだけは誰にも負けないように頑張りたいですね。まずは怪我を早く治して紫紺のジャージーを着たい。ボールをもらったら必ずゲインして明治に勢いを与える選手になりたいと思うので、応援よろしくお願いします。目指すは4連覇、5連覇です!
 

CTB/WTB 原口虎太郎 はらぐちこたろう


明治らしい泥臭いプレーができる選手になる!


 小さい頃からテレビで明治を観ていて、ずっと「カッコイイな」と憧れていました。練習に参加してみて感じたのが、集中力の高さ。(出身校の)東福岡も練習時間は短かったのですが、明治はもっと短く45分で終わってしまうときもあります。短い練習時間での集中力がすごくて、レベルの高さを感じました。東福岡の先輩でもある(森)勇登さんは、ディフェンスの状況判断が正確でお手本になります。自分の課題はディフェンスなので、タックルとパスで勇登さんみたいな判断力が持てるようになりたいです。ちなみに、勇登さんには早速オススメの散髪屋を教えてもらい、お金までくれました。東福岡は仲が良いんです(笑)。
 今シーズンの目標は紫紺を着るのはもちろんですが、キャプテンの(武井)日向さんのようなプレーができるようになりたい。ミスした後にこそ人間性が表れると思うのですが、日向さんはタックルが外れたり弾かれたとしても、すぐジャッカルにいって取り返す。そういう明治らしい泥臭いプレーができる選手になりたいですね。自分は1対1では負けないと思っているので、スペースがあるところでボールをもらったら絶対にトライを取りたい。これまであまり大舞台で活躍できていないので、そういう試合でも実力を出せる選手になるために練習を通して自信をつけていきたいです。
 

HO 紀伊遼平 きいりょうへい

強みのアタックをアピールし続けたい


 入学前から明治の話は兄(晧太・平27卒)からよく聞いていました。高校の先生からも「FWで強くなるなら今は明治が一番いい環境にある」とすすめられ、明治を選びました。桐蔭学園もシステムを考えるチームだったので、今の明治の攻め方はやりやすい印象があります。
 練習では、こだわるレベルが高いと感じますね。ラインアウトのスローでも、キャッチする人が取れる・取れないのギリギリのところを狙わないといけない。スクラムはまだまだわからないところだらけですが、高校時代と違って判断を任されることが多いです。コントロールひとつとっても、3番側にコントロールするのか1番側にコントロールするのか。やることがどんどん増えている印象です。
 花園では惜しい結果(準優勝)に終わり、「もう1回やり直せたらな」と桐蔭のメンバーと冗談まじりに話すこともあります。だからこそ、明治で日本一という気持ちは強い。自分たちのやるべきことをやっても勝てないことを経験しているので、そのなかでチームのためにできることは何なのか。僕の強みはアタックなので、1年目は弱みを改善するというより通用する部分をとにかくアピールし続けたい。そして日本一になるためにチームに貢献したいです。