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『決戦前夜、明早戦それぞれの想い』(VOL.18)

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学生生活最後の明早戦勝利に向けて一致団結する4年生たち。そして、それに負けじと気合のみなぎる下級生たち。明早戦のキーマンとなりそうな8選手に話を聞きました。

4年生の意地。 早稲田に勝つ!

FL No8 前田剛

 

勝利のためにFWでプレッシャーをかける!

慶應戦はタックルの成功率に課題が残りました。
僕はタックルこそ、『負けられない』気持ちが一番出るプレーだと思っています。
だからこそ、そこで一人ひとりが責任を果たさないといけない。
当然痛いですし、きちんと遂行するには、チームに対してのプライドが必要です。
そこに関しては、僕たち4年生は高い意識を持っていて、廣井(雅宇)、石川(卓)、加藤(哲朗)など、すごいタックルをする選手がたくさんいます。
それが僕たちの代の強みですし、ファイティングスピリッツを含めて、必死になっている姿を後輩たちに見せないといけません。
ブレイクダウンも同じです。
フィジカルファイトで絶対に引かないこと。
よくないときは2人目、3人目の状況判断が悪く、サポートが遅れがちなので、BKにクリーンなボールを出すためにも、もっと質を上げないといけません。
ブレイクダウンで相手にしっかり勝っていくことを意識していきます。
明早戦の勝利のカギは、FW同士の勝負でいかにプレッシャーをかけられるか。
そうすれば、早稲田のハーフ団は自由にゲームを作れないでしょう。
まずFW戦で早稲田を圧倒します。
 

PR 久原綾眞

先輩たちが築き上げた伝統を自分たちの形で残す!

自分がチームに求められているのは、セットプレーの精度と運動量。
そこは明早戦でも継続していきたいと思っています。
スクラムに関しては、昨年までと比べてバックファイブの押しが効くようになりました。
その重さを相手にどれだけ伝えられるかを意識して取り組んでいます。
後ろの押しがいくら強くても、僕たちフロントローの姿勢が崩れてしまうと相手にプレッシャーをかけられないので、早稲田を相手にしたときでも100%に近い精度で臨みます。
早稲田の今季のスクラムは昨年ほどの強さではないにしても、やっていることは同じはずです。
今年はフロントローだけで集まるミーティングも増えて、いろんなプレーに対して意識が高まってきました。
しっかり対策をして、明早戦に向かいたいですね。
昨季はスタメンで出ましたが、今まで体験したことのない緊張感があり、悔いの残るゲームになりました。
今季の早稲田は接点に強さを感じるので、前半の入り10分を特に意識したいです。
そして、これまでの先輩たちが築き上げた伝統を自分たちの形で残せるように結果を必ず出します。
 

CTB SO 鶴田馨

早く的確な状況判断でチームを勝利へ導く

今季、キヨさん(田中HC)の指導を受けるなかで気づけたのが、「自分の武器はコミュ二ケーション」ということです。
タックルなどハードワークが必要な場面で、他の選手以上の働きをすれば、スペースが生まれたり、それに伴ってアタックのバリエーションも増えます。
そこで相手の状況を見て、SOやインサイドCTBにアタックオプションを早く伝える。
今季、一番意識しているのは、そういうプレーですね。
僕より足の速い選手、体の強い選手はたくさんいるので、より早い状況判断をすれば、いいアタックといいディフェンスができると思っています。
特にアウトサイドCTBは体を張ることが責任ですし、やりがいもあります。
気持ちを含めて、そうしたプレーを全面的に出していきたいですね。
対面の中野選手は早稲田のキーマン。
あまりステップを切らず、フィジカルでまっすぐに当たってくる相手なので、受けたら負けだと思っています。
当然、抜かれる気もないですし、向こうに「無理だな」と思わせられるように、前へ出るだけです。
必死に前へ出るディフェンスは見ている方にも伝わるプレーだと思うので、チーム全体でも意識と責任を持ってやっていきます。

SH 三股久典

一人ひとりが体を張って80分間走り続ける

今年はスタメンでの出場機会は少ないですけど、リザーブとしてできること、チームが日本一になるためにやらなければいけないことを考えながら、ミスを恐れないプレーを心がけています。
田中HCからは、「状況を考えたゲームメイクをしなさい」と、よく言われますね。
裏のスペースは常に意識しないといけないですし、BK陣とのコミュ二ケーションも重要です。
SOに入った選手がすごく指示をしてくれて助かってはいますが、そこに頼りきりにならないようにしたいと思っています。
明早戦はラグビーを始めた頃からの憧れの舞台。
残り5分くらいでしたけど、初めて出場できた1年生のときはすごく嬉しかったです。
緊張感はありましたが、がむしゃらにやりました。
勝つためには、とにかく一人ひとりが体を張って、80分間走り続けること。
早稲田もスクラムが強いですが、FWには負けずにこだわってもらいたい。
BKでは基点になるSH、SO、CTBの選手に注意が必要です。
おそらく競った展開になると思うので、気を抜かず、ゲームメイクとテンポアップを意識して、強気でプレーしていきます。

4年生には負けられない! 俺たちもチームを引っ張る

 

FB 高橋汰地(3年生)

バックスリー同士の勝負がポイント

シーズン当初は、キックを蹴られたときの判断について、澄憲さん(田中HC)から指導を受けることが多くありました。
蹴り返すのか、自分でいくのか、外にパスを出すのか。
「判断を早くしなさい」とずっと言われていたので、取り組んできました。
その成果もあって、対抗戦が始まる頃にはかなり早く判断できるようになりました。
今季はFBだけでなく、CTBに回ることもあるので、どのポジションであっても、チームとして求められることを整理して遂行できるように、ゲームに臨んでいます。
これからの課題は、キツいときにどれだけ精度の高いプレーができるか。
慶應戦でもサポートの遅れでボールを奪われるシーンがあったので、危機感を持ってしっかり判断していきたいですね。
早稲田のBKには速い選手がいますが、明治のバックスリーも負けていません。
そこでの勝負がポイントになると思いますし、僕自身、しっかりチャンスメイクしてWTBにボールを渡したいですね。
ブレイクダウンでも、確実に2枚、3枚が寄っていって、プレッシャーを受けずにいいテンポでボールを回せれば、FW・BKが連動して明治のラグビーができると信じています。

FL 井上遼(3年生)

チームにエナジーを与えられるプレーを見せる

4年生に頼りきりになってしまってはいけないので、来年を見据えて僕たち3年生が引っ張っていかないとダメだという気持ちでシーズンに臨んでいます。
慶應戦では、ブレイクダウンでの課題が明確になりました。
速いテンポでボールを回しているときに、FWの選手が参加しすぎて、人数や意識が薄くなった部分があったと思います。
そこを慶應に突かれてターンオーバーされるシーンが多かったのですが、逆にやるべきことがハッキリしたので修正に取り組んでいます。
モールに関しては、滝澤さん(FWコーチ)から「最前線は体を張れ」と強く言われています。
一番前の選手が体を張れなければ絶対に組めないし、明治のFWとしてのプライドもあるので、そこで負けるわけにはいきません。
モールを組む機会はここまでそれほど多くないですが、組めば強い自信があるので、ラインアウトを含めて精度を高めていきたいですね。
明早戦は派手なプレーをするつもりはありません。
80分間しっかり走りきり、ピンチのときにチームにエナジーを与えられるようなプレーを見せて勝ちます。

WTB 石川貴大(1年生)

自分の強みを生かしてチームにリズムを作る!

今季は対抗戦に出られると考えていなかったので、自分でも驚いています。
強みであるボールキャリーを評価してもらえたと思うのですが、(初出場となった筑波戦は)緊張しました。
先輩たちがいいパスを放ってくれたので、自分はただ走っただけなんですけど、少しは通用したかなと感じています。
ただ、僕のポジション(WTB)は、すごくうまくて強い選手ばかりです。
競争が激しいので、もっともっと自分の強みを出して、存在感を出していかないといけない。
特に、山村(知也)さんは常にコールしていて、ディフェンスでもアタックでも、BKやFWと連携を取れています。
田中HCからも「それでは大学では通用しない。もっと話して、BKとFWを連携させなきゃダメだ」と言われているので、見習いたいですね。
今はBチームにいることが多く、明早戦に出られるかどうかわからない状況なので、常にアピールしていきます。
もし出られたら、たくさんボールもらってゲインラインを切って、リズムを作れるようなプレーをしたいですね。
出場する選手全員、全力で勝ちにいくので、応援よろしくお願いします。
 

HO 武井日向(2年生)

セットプレーでの圧倒を目指す!

今季のセットプレーには課題を感じています。
HOなので、スクラムに関してはもっとリーダーシップを取って、自分がリードしていかないといけません。
ただミーティングは増えましたし、攻める方向や押す方向の統一性はフロントローで綿密にコミュ二ケーションを取っているので、改善できると思います。
ラインアウトではスローインを意識しています。
結局、デリバリーするにしても、モールを組むにしても、いいラインアウトができないと精度の高いプレーはできません。
ポイントにしているところへ正確に投げられるように、普段の練習から常に同じタイミング、同じ高さで投げられるように心がけています。
今季の早稲田は、同期である齋藤(直人)選手と、岸岡(智樹)選手がゲームメイクをして、テンポのいいラグビーをしてきます。
ただ2人はU20など世代別の代表で同じだったので、ウィークポイントもわかっています。
そこを狙って、プレッシャーをかけ続けて、いいアタックにつなげたいですね。
FWがスクラムとラインアウトで圧倒できれば、明治はいいラグビーができるので、しっかりやっていきたいと思います。