明大ラグビーファンクラブ

最新ニュース

明大ラグビーQ&A(VOL.14)

このエントリーをはてなブックマークに追加

桶谷宗汰主将への質問
桶谷選手から見て、今季の大黒柱、また、大化けしそうな選手を教えてください
どの選手にも大化けの可能性はありますが、特にFWなら昨年からしっかりゲームに出ている田中真一ですね。低いプレーもできるし、ラインアウトでも欠かせない存在です。やるときはやる男なので、頼りにしています。BKなら尾又寛汰。独特のステップを持っていますし、選手が疲れている時間帯でも元気よく動けて、チームにエネル
ギーをくれる選手。後輩からもいじられるようなタイプですね。

これまでの歴代主将から受け継いできたキャプテンシーみたいなものはありますか。
1年生のときの圓生正義さん(ホンダ)、2年生のときの勝木来幸さん(神戸製鋼)は自分の高校の先輩で、昨年は自分が1年生の頃から仲良くさせていただいた中村駿太さん(サントリー)と、毎年縁のある方がキャプテンを務められてきました。それぞれのキャプテン像は違ったんですが、いいものは引き継いで、自分の代に役立てていきたいと思います。理想に近いのは昨年の駿太さん。普段から考えていることがすごかったです。性格は違いますけれど、一歩でも(駿太さんに)近づいていきたいですね。

これまでの主力メンバーが卒業し、また春はケガ人も多く、チーム作りが大変だったと思います。主将としてどのようにチームを引っ張り、桶谷カラーを出していこうと思っていますか。
FWは昨年まで主力だった選手が一気に抜けて、特にラインアウトは苦労しました。だからこそ、一生懸命やらないといけないという意識が芽生えて、かなり改善されてきたと思います。
桶谷カラーですか(笑)。自分のキャプテン像は「プレーで引っ張る」ですね。“ゲームで疲れたところを見せずに動き続ける”“痛いプレーを率先してやる”。そういうプレーを見せていけば、選手全員がファイトできるようなチームになると思っています。

桶谷主将が憧れるラガーマンを教えてください。
よく見ているのはマイケル・フーパー(オーストラリア)。タックル、フェッチ(ボールを奪う)がすごいですね。アタックもディフェンスもできる選手が自分の理想で、その意味でも憧れています。



近藤雅喜選手への質問
最上級生になりFWリーダーとしてチームを引っ張る立場になりましたが、明大ラグビー部復活には近藤選手の活躍が欠かせないと思います。今シーズンの意気込み、目標を具体的に教えてください。
学生スポーツにおける4年生の重要性は、よく理解しています。僕個人はもちろん、4年生全体でチームの舵取りをしていかないと、方向性と勝利は見えてきません。明治大学は伝統もあって、勝たないといけないという責任もあります。勝負にしっかりとこだわって勝っていきたいですね。
まだまだコーチ陣から求められていることと、僕たち4年生が現状できていることに差があると感じています。下級生をしっかりと引っ張っていくためには、4年生がもっと頑張らないとチーム全体の底上げにはつながりません。いろんな面で4年生が主軸になると思うので、もっとリーダーシップを取っていきたいです。
個人としては、昨年バックローを経験して、プレーの幅が広がりました。今年はLOとしてチームに“1本の杭を打つ”“中心軸を通す”プレーをしたいですね。大東大との練習試合(8月14日・菅平)でも、ラインアウトが安定していいボールを供給できると、BKにいい動きが生まれて決定力が高まると実感しました。明治のFWですから、ブレイクダウンやセットピースを完璧にこなすことが大事ですし、ボールキャリーとしても推進力のあるプレーでファイトしていきたいと思っています。
目標はもちろん大学日本一、それしかないです! みんながそこを目指してやっているのでチーム内にブレはありません。必ず帝京を打ち破って、明治が連覇を止めてみせます。