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選手にとって夏合宿の位置づけとは?(VOL.14)

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梶村祐介選手
シーズンを占うといっても過言ではない、ラグビーに集中できる期間


夏合宿はチームが一番固まる時期。今年のチームがどこまで勝ち進めるかが決まる3週間だと思っています。どのチームもそう考えているはずですが、この合宿で他の大学に負けない武器を作っていかないと、チームはシーズンに入って勝つことができません。ラグビーに集中できるという意味でも、菅平での3週間の夏合宿を早くしたいという気持ちがありました。
大学のセミナーハウスを借りていますが、八幡山の合宿所と同じように1日3回の食事がとても充実しています。栄養価に優れたおいしい食事を提供してもらえるので、トレーニングや練習試合にもいいコンディションで臨むことができています。野菜が豊富にあって、炭水化物、タンパク質など栄養バランスも抜群。体作りに関して重要な食事は、他のどの大学にも負けない、日本一のものだと思いますね。





桶谷宗汰主将
フィジカル強化と戦略・戦術理解を深める重要な期間


10月16日の筑波戦がシーズン最初の山場だと考えています。春は自分たちのベースラグビーを体に染み込ませるような練習をずっとしてきましたが、その後の7~9月は、大きなターゲットとなる筑波戦へ向けての準備期間です。
その山場へ向けて、チーム、個人ともにピークへ持っていく最終段階が夏合宿だと思っています。しっかりと走り込めるのも、この時期が最後ですし、11月以降は強豪とのゲームが続くので、体を追い込むようなトレーニングはそれほどできません。だからこそ、夏合宿ではフィジカルも鍛えつつ、チーム全員が戦術・戦略を理解するための重要な期間ですね。