明大ラグビーファンクラブ

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学校法人明治大学 学長/体育会会長 福宮賢一 ・ 理事長 日髙憲三(創刊号)

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『前へ』後押しする存在に
明治大学 学長/体育会会長
福宮賢一


このたび、明治大学体育会ラグビー部にファンクラブが設立されましたこと、学長として、また体育会会長として、大変嬉しく思っております。
明大ラグビー部は、1923年の創部以来長きにわたる歩みの中で、明治黄金時代と称される1990年代を含め、輝かしい歴史を築いて参りました。67年間監督を務められた故・北島忠治監督の『前へ』という言葉は、明大ラグビーを象徴するだけでなく、今では、明治大学全体を表す代名詞にもなっています。
現在、本学ラグビー部は、明治黄金時代の主将・吉田義人監督のもと、「礼儀・真摯・矜持・継承・感動」を心得として日々練習に励んでおり、わずか数年でも確実に成長を感じられるほどの躍進を遂げています。このような活躍に対し、学生・卒業生を始めとする多くの明大ファンが、大きな期待を寄せていることでしょう。
スポーツとは、周囲の応援によって支えられ、それを励みに強大な力が創出されるものです。このファンクラブの設立を機に、明大ラグビー部約90年にわたるあらゆる世代のファンの皆様の熱意が結集され、ラグビー部をさらに『前へ』後押しする存在となっていただくことを願っております。



明大人を繋ぐファンクラブに
学校法人 明治大学 理事長
日髙憲三


明大ラグビーファンクラブが関係者の皆様の努力により、設立されることとなりました。ラグビーファンクラブには、ラグビー部のサポートに加えて、学生、父母、卒業生、教職員そして、ラグビーファンを繋ぐ組織となることを期待しています。
ご存知のとおり、体育会ラグビー部は、大学選手権優勝12回を数える伝統と歴史を誇る運動部です。近年、カレッジスポーツの人気低迷を憂う声もありますが、母校の試合結果を気にする学生や卒業生を目にすると、カレッジスポーツの魅力を改めて感じさせられます。
カレッジスポーツは、学生の入学や卒業があるため、毎年メンバー構成が異なります。そのため、チームの特徴は年ごとに異なるわけですが、北島忠治先生の教えである「前へ」の精神だけは、どの部員にも継承され、脈々と受け継がれてきていると思います。そしてその精神こそがあるからこそ、私たちはラグビー部に魅力を感じるのではないでしょうか。
体育会ラグビー部の最後の大学選手権優勝は1997年1月。既に15年の月日が流れてしまいましたが、今年こそ、紫紺のジャージがスタジアムで躍動し、勝利の凱歌をあげる姿を楽しみにしています。会員の皆様にも、より一層のご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。